トレンドアフィリエイトで最も恐れられている手動ペナルティですが、回避方法はあるのでしょうか?
Google様が猛威をふるう手動ペナルティですが、そこからもう一歩踏み込んで、その回避方法と3つの対策をご紹介します。
手動ペナルティとは
手動ペナルティとは、あなたが作成したメディアが圏外(検索対象外)になってしまう状況を言います。
今まで検索エンジンからどれだけアクセスを集めていたとしても、検索結果に表示されなくなってしまうことで、報酬に大打撃を受けるわけです。
あくまでもSNSなどの流入は変わりませんが、90%以上は検索エンジン上からのアクセスだと思いますので、ペナルティを受けた後からはアクセスが全く集まらなくなります。
どのようなメディアが手導ペナルティを受ける?
Googleからの定義は「価値のない質の低いコンテンツ」なんですが、分かりやすくいうとユーザーが価値を感じないコンテンツということです。
それでは、具体的にどんなコンテンツが手動ペナルティの対象になり得るのか。詳しく説明していきます。
3つの手動ペナルティ対策
SEOの権威であるGoogleのマット・カッツ氏の動画ですね。この動画では価値のない質の低いコンテンツの定義が説明されていました。具体的に言うと下記のような内容です。
価値のない質の低いコンテンツを含むページには、以下のものがあります。
自動生成されたコンテンツ
内容の薄いアフィリエイト ページ
他のソースからのコンテンツ(例: 無断複製されたコンテンツ、低品質のゲストブログ記事)
誘導ページ
思い当たる方も数多くいるのではないでしょうか。まとめると、検索ユーザーの求める情報を提供していないブログ(記事)が価値のない質の低いコンテンツということになりますね。
例えば記事タイトルが「AKB◯◯が熱愛~」となっているのに、記事ではAKBのプロフィールを書いている等…。これでは検索ユーザーの質問に回答していません。
つまり価値のない質の低いコンテンツと言えるでしょう。一人よがりな記事ではなく、相手のことを考えたコンテンツ作り(記事作成)をすることが大切です。
コピーやリライトの可否
記事内容をコピーすることは間違いなくペナルティの対象になります。これは他の人が生み出したコンテンツを盗作していることになりますからね。もし、素晴らしいコンテンツがあってコピーしたい場合は引用を使うようにしましょう。
具体的にはblockquote(ブロッククォートタグ)で引用元を囲めばOKです。
こうすれば、コピーではなく引用と示すことができます。もちろん引用だけではなく、自分の意見や考えを盛り込まないのはNGなので、引用に対して自分がどう考えているか提示することが必要です。
多くの異なるブログの情報を取り出して、綺麗にまとめるというのは良いでしょう。例えばWikipediaは、特定のトピックに関して重要事項をまとめ、これらの引用元を示しています。単純にテキストのコピーではなく、要約してこれらの情報を統合し、可能な限り中立の立場でコンテンツを提供しています。
こういった多くの人々に支持されるページであれば良いでしょう。単純なコピーで構成されるページはリスクも高く、出来れば避ける事をおすすめします。
引用は悪であるというイメージを持つ人が多いですが、それは妄想です。信頼できる情報であればどんどん引用すべきでしょう。なぜなら検索ユーザーは事実を求めているからです。
検索ユーザーはあなたの感想が聞きたい訳ではありません。事実を知ったうえで、あなたの意見や感想を聞きたいはず。
webブログの情報を見ていると「自分の意見を盛り込んでオリジナルのブログにしましょう」というような記述を見かけますが、あくまでも、質問に対する回答が得られた後の話です。
何の権威でもないあなたの感想だけを読んで読者は満足するでしょうか?答えはNoです。
つまり、引用(事実)と自分の意見や見解を盛り込んだブログこそ、質の高いオリジナルなブログであると言えます。トレンドアフィリエイトを行うにあたっての差別化はここに集約されると言っても過言ではありません。
逆に言えば、このぐらいの差別化をするだけでペナルティの心配が少なくなるということです。
また、リライトに関してですが、よっぽどコピーライティング力がない限りやらない方がいいでしょう。語尾を変えたり文章の順番を変える程度ではコピーコンテンツ扱いになりますし、よっぽど改変する力が無い限りペナルティのリスクを高めるだけだと思います。
著作物の使用について
トレンドアフィリエイトでは主に芸能関係の話題を扱うことが多いため、画像の著作権がないがしろにされているケースが多いです。芸能人の画像と言えど、れっきとした著作物であるため、基本的には使用しない方が無難です。
しかし、上位表示されているブログを見ると一概にそうとも言い切れないのが実際です。現実にはグレーゾーンというべき位置にあると言えますね。
もし、芸能人の画像使用が絶対に認められない状態であれば、上位表示されているブログは軒並みペナルティを受けているはず。しかし、実際に生き残っていることを考えると、画像使用は直接的なペナルティとは全く関係無いと言えるのではないでしょうか。
実際にペナルティを受けた人がそう広めているだけの可能性もあります。誰かが作った常識に惑わされることなく、自分なりの考えを持ったうえでブログを作成していきましょう。大切なことは画像の使用可否よりも、ユーザーを満足させることができるかどうかです。
つまり画像 = ペナルティの原因とは言い切れません。
ただ、今後は著作物に対する取り締まりが強化されることが予想されますし、許可無く著作物を使うことは法的にも問題がありますので、できる限り使わない方がベターですね。もちろんアダルト画像等はもっての他ですよ(笑)
AdSense ネットワークは一般向けと見なされています。そのため、ポルノ、アダルト、または成人向けコンテンツを含むサイトに Google 広告を掲載することは許可されません。
サイトのコンテンツの中に職場の人や家族の目に触れると困るような内容がある場合、そのサイトは Google 広告の掲載に適さない可能性があります。また、アダルト コンテンツのページに検索向け AdSense(AFS)の検索ボックスを設置することは許可されていませんのでご注意ください。
出典:禁止コンテンツ
このように明確に定義されていますので、絶対に使用は控えてください。せっかく作ったブログが水の泡になってしまいますからね。幼稚園児が見ても大丈夫というイメージでブログを構築することが大切です。
重複コンテンツの排除
重複コンテンツの怖いところは知らない間に起こってしまうことで、決して悪意がなく意図しない重複が訪れるのがやっかいですね。しかし、必ずしも悪(スパム)ではないことを理解しておきましょう。
ウェブ上のコンテンツを見ると、25〜30%くらいは重複コンテンツだと認識しておくことが重要だ。Linuxのmanコマンドについてのページなど、そういうのすべてだ。
つまり、重複コンテンツというのは確実に存在するものなんだ。ブログ記事の一部を引用してそのブログへリンクを張ることとかも当てはまる。
したがって重複コンテンツが起こるとどんな時でもスパムになるというのは事実じゃない。もし重複コンテンツがすべてスパムだと決めつけてしまったら、検索品質を上げるというよりも損なってしまう結果になってしまうだろう。
出典:海外SEO情報ブログ
つまり、重複自体はスパムではなく至極当たり前のことだということです。しかし、度が過ぎるとスパム扱いになるということですね。大量のページが存在するトレンドサイトであれば、どうしても重複コンテンツが多くなってきます。
さらに、キーワードを記事タイトルに複数個入れることで、文章が似通ってしまうケースも出てきますよね。
記事作成にあたり気をつけることは、なるべく同じサブキーワードを使わないこと(特に固有名詞)が重要になるのではないでしょうか。具体的にはメインキーワード(Aさん)に対して書く内容の重複に注意するということです。
Aさんの年齢、体重、身長、趣味等を記事を書いた場合、Aさんについては他のキーワードで記事を書くことが大切です。これは意識していないと重複してしまうケースが多々ありますので注意してください。
また、メタタグの重複やタイトルタグの重複にも注意すべきです。多少は問題ないですが、重複が増えればブログの評価が下がることは間違いありませんので、常に意識して記事を作成していきましょう。
ペナルティ回避に対する考え
ここまで手動ペナルティ回避に対する対策と方法を述べてきましたが、絶対にペナルティを受けないか?と言われると、そうではありません。なぜなら記事の質や様々な事象はGoogleが判断するからです。
自分では大丈夫と思っても、客観的(Google)に見るとNGであるケースもあると思います。特に二次情報を扱うトレンドアフィリエイトはペナルティのリスクが高いですからね。
誰かが迷信で発信したペナルティに対する見解を信じ、ペナルティ対策だと信じこむのは全く持って無意味なことです(例えば画像を全て削除する等)。もちろん著作物を使わない方がベターですが…。
しかし、今回お話した内容はペナルティの本質に関わる部分であり、重要度は極めて高いものだと自負しています。質の高いオリジナルコンテンツを作成することで、メディアとして成立すれば、ペナルティとは無縁のブログになるのではないでしょうか。
まとめ
ペナルティを回避するためには検索ユーザーの質問に回答し、他ブログとは違う自分なりの見解を述べることが重要です。事実に対して自分はこう思う。なぜならこうだからだ。といった小論文のような書き方がベストでしょう。
事実:意見(感想)は8:2から7:3ぐらいの割合がベストだと思います。
検索ユーザー(お客様)が何を求めているのか、自分が伝えるべきことは何なのかを常に意識してブログを作成していきましょう。そうすればペナルティに怯えることなく素晴らしいメディアになるはずです。
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