仕事の人間関係って本当に疲れるし、何よりめんどくさいですよね…
僕は1年前まで会社員をしていたので、苦手な人と「コミュニケーションを取るのがうまくいかないな」と感じたり、そんなことに気を使うのが馬鹿馬鹿しく感じたことも往々にあります。
人は十人十色の考え方を持っているので、絶対に「合う合わない」という感情レベルの話が出るのも当たり前でしょう。
「じゃあどうすれば…」と言う質問に僕がお答えするのであれば、
- 相手に合わせる
- 自分が環境をリセットする
この2つの方法から「あなたが求める選択をするしかない」と回答します。
人として生きている限り、仕事の人間関係の問題は立ちふさがるものなので、我慢して相手に合わせるか、あなたが環境を変えて理想的な人間関係を築くしか、根本的な解決方法が無いからです。
そこで、人間関係に疲れ果てたあなたがどういう行動を取るべきなのか、うまくいかないと限界を感じるならば環境を変える必要があるのか。
これを機に、人間関係の重要性を見つめ直すといいかもしれないですね。
仕事の人間関係がめんどくさいと感じる理由
そもそも、人はなぜ「仕事の人間関係がめんどくさい」と感じるのでしょうか?
心理学的な側面からは「幼少期の家庭環境に問題がある」と言われていますが、僕はそれが全てではないと思うんです。
幼少期の過ごし方で人間関係が決まってしまうのであれば、後天的に人間関係がめんどくさい、あるいは限界を感じてうまくいかないと感じる人がいるのは、おかしな話ですから。
人間関係がめんどくさいと感じることと、仕事の人間関係がめんどくさいと感じるのは、似ているようでまったく異なる問題ですよね。
では仕事の人間関係がめんどくさく感じる理由はどこにあるのか?
その答えは「自分自身でコントロールできる範囲が少ない」こと、つまり組織の中で働くことが直接的な原因ではないかと考えています。
組織の中で働くということ
会社員として組織の中で働くには様々な制約が出てきます。
個人が自由に仕事をするわけではないので、皆と円滑なコミュニケーションを取りながら協力してゴールへと向かう必要がありますからね。
しかし、仕事に携わる人数が多くなるほど、あなたと異なる思考を持つ人が混在しているので、人間関係が複雑になってくるものです。
あなたが「こうあるべきだ」と考えていても、他のメンバーは「いや違うだろう」と考えていることも往々にしてありますし、最終的にはリーダーに判断が委ねられるためです。
もっと簡単に言うと、
- 会社に出勤しなければいけない
- 関係性の低い会議に出席しなければいけない
- 嫌いな人と顔を突き合わせなければいけない
いずれも組織の中で働く上では当たり前のことですが、それも全てリーダー(組織)の判断で勝手に決められるていることなので、あなたの考えが入り込む余地は大きくないでしょう。
そのズレが「自分自身をコントロールできない範囲」であり、雇われている限り絶対に変わらない問題なんですね。
したがって、あなたが組織のリーダーになり、自分の都合の良いように環境を変えなければ、相手に合わせることしかできないということです。
相手に依存するしかないのに「人間関係を円滑にしたい」と思っても、それはやっぱり難しいですから(笑)
仕事の人間関係がうまくいかないと限界を感じるなら
そもそも、プライベートな人間関係の場合は、あなたと同じような価値観を持ち合わせている人たちが多いので、円滑な人間関係が勝手に作られるわけです。
同じような趣味があったり、同じような考え方をしていたり、いわゆる価値観の一致ですよね。
そこには組織としての柵がないので、仕事の人間関係で起こるようなトラブルも少なければ、あなたが不利益を被るような体験をする可能性も極めて少ないでしょう。
だから、仕事の人間関係が辛すぎて限界を感じるとか、うまくいかないとか、そういった思いがあり、相手に合わせるのが無理と感じるなら「環境をリセット」することがベストな選択です。
環境をリセットするってどういうこと?
環境をリセットするというのは「仕事の人間関係を変える = 付き合う人を変える」ことですので、働く部署を変えたり、職場を変えることだと考えるかもしれません。
しかし、部署を変えても職場を変えても、仕事上のめんどくさい人間関係が無くなることはないでしょう。
会社にいる人たちが聖人君子のような人ばかりであれば可能かもしれないですが…もはや机上の空論レベルですよね(笑)
そもそも皆が思いやりの気持ちを持っていたら、仕事の人間関係がうまくいかないと感じる人なんて、きっといないはずですから。
だから、環境をリセットすることの本質は、働く場所を変えることではなく「働き方そのものを変える」ことに他なりません。
雇われている限り永遠に変わらない
働き方そのものを変えて「自分自信がコントロールできる範囲」を広めるには、雇われている限り難しいこともまた事実です。
ただし、今の時代はライフ・ワーク・バランスという働き方もあるので、組織の中にいながら自由を手にすることができるかのような錯覚に陥るかもしれません。
でも考えてみてください…その恩恵を受けられるのはごく一部の超大手企業に勤めている「限られた人」だけではないでしょうか?
政府が出す多くの政策は、主に大企業がターゲットになっているので「中小・零細企業に勤める社員」には関係ないことが多いですし、たとえ上場企業の社員であっても、それが当てはまるかどうかは神のみぞ知るといったところ。
それに、有給の取得に理由が必要だったり、当たり前のようにサービス残業が展開されているのも、事実ですから。
つまり、働く環境ではなく、働き方そのものを変えない限り、仕事に関する人間関係の悩みが無くなることは考えにくいのです。
今の環境に満足できるならいいですが、そうではない場合「我慢を続ける」あるいは「働き方を変えるためのアクションを起こす」必要があります。
いずれも、あなた自身が選択するものですが、そのどちらが時代にマッチしているのかは一目瞭然ですね。
特に今の時代は個人が自分のビジネスを始めて、それを拡大していくことに最も適した時代と言われていますし、今後もその傾向が高まることは間違いないでしょう。
ライフスタイルを変化させるには?
仕事の人間関係に疲れているのであれば、会社員でなくても理想的な生活が送れるようなライフスタイルに切り替えることが、真の解決方法になるはずです。
組織の中で雇われて働いている限り、決して状況は好転しないですからね。
そうはいっても、特別な才能を持たず潤沢な資金もないのに店舗を構えるようなビジネスを始めても、事業に失敗すれば多額の借金を抱えることになります。
すると、結果的に「サラリーマンやOLを続ける方がよかった…」という思いだけが、無情にも残ってしまいます。
それならリスクの少ないビジネスを個人で始めて、収入の柱を複数持つことが、うまくいかない仕事の人間関係をリセットする唯一の方法ではないでしょうか?
今は、インターネットにより個人でも簡単に情報を発信できるようになっているので、個人でも大多数の人に価値を届けることができる時代に変わってきたのです。
大手のマスメディアしか持ち合わせていなかった特権を、僕らのような個人でも、知らず知らずの間に持ち合わせているということ。
このような背景もあり、個人でも稼ぎやすく、雇われずに生きることが可能な素晴らしい時代に変化したんですね。
そのための情報や考え方については、僕のメールマガジンでも配信していますので、もし興味があれば登録してみてください。
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