コピーライティングの敵とも言える4つのNOTを知っていますか?
これはコピーライティングで超えるべき壁を表した言葉で、非常に大切なエッセンスが詰まっています。それでは4つのNOTにはどんな意味が隠されているのか説明していきます。
4つのNOTを乗り越えろ!
では4つのNOTとはいったい何なのか?
- 開かない・・・NOT OPEN
- 読まない・・・NOT READ
- 信じない・・・NOT BELIEVE
- 動かない・・・NOT ACT
これらの頭文字を集めたものが4つのNOTの正体です。この障壁を取り除いていかない限り、販売までのステップにたどり着くことは絶対にできません。素晴らしいコピーでライティングを行なったとしても意味がないんですね。
それでは個別に見ていきましょう。
なんで開かないの!NOT OPENの恐怖
既に残念なお知らせです。あなたが読者にメールマガジンを送っても、開かれなかればその先のステップに誘導することはできません。
あなたも経験があるかもしれませんが、メールボックスに溜まっていくメールを見るとうんざりしませんか?
普通の人ならそう思い、メールを開くことすらしないでゴミ箱へ…もしくは迷惑メールに入っていてそもそも見ていないケースも考えられますね。
NOT OPENを解消するには?
では、NOT OPENの解消方法を探っていきましょう。
そもそも開かれない(届いていない)時点で、読者はあなたに対し興味をもっていないわけです。とりあえずメルマガだけ登録したけどスルーという典型的なパターンですね。
この場合は、あなたのブランディングを高めることが解決方法になります。
つまり、あなたのメルマガを心待ちにしている状態にしてあげればいいということ。もしブランディングが弱い場合は、タイトルを興味深いものにして、クリックしてもらう(開封)してもらうことが必要です。
また、そもそもメールが届いていない(迷惑メールに入っている)場合も考えられますので、必ず優良のメルマガスタンドを使ってメールの到達率を上げるようにしましょう。
登録と同時に迷惑メール対策のランディングページに飛ばすようにするのもいいですね。
まずはしっかりメッセージを届けて、そこから楽しく読んでもらうことを目標にしましょう。これでNOT OPENとはサヨナラです!
せっかくだから読んでよ!NOT READの虚しさ
次は、開かれるけど読まれないNOT READについてです。
これは四つのNOTの中で最高に大きな壁と言っても過言ではありません。一言でいうと自分の文章に死の宣告をされたようなものです。NOT READには様々な原因が入り混じっていますが、一番の原因は読者が興味を持っていないことです。
漫画や雑誌に例えると「新連載を読んでみたけどつまらなかった ⇒ もう読まなくていいや」の状態になっていることが非常に多いです。
しかし、つまらないの定義は人それぞれ違いますよね。
- 読みやすさ・・・・・正しい日本語、改行
- 納得感・・・・・・・矛盾、疑問がないか
- ボキャブラリー・・・ユーモアの是非、程度
これらのどれかに当てはまることで「面白くない」・「つまらない」・「自分に特することがない」と思われてしまうんです。では、この状況を打破するにはどんな対策をすればいいでしょうか?
NOT READを解消するには?
NOT READを解消するための対策を考えていきましょう。
そもそも一番の原因は「読みにくさ」にあると思います。僕が一瞬でメルマガを読むのを辞めるケースは、改行がずさんな場合と文章がおかしい(正しい日本語を使えていない)と感じたときです。
改行が適当だと目がチカチカするというか非常にイライラします…
さらに、同じ語尾が続いたり主語や述語の関係がバラバラな場合や、文章が固すぎたり専門用語を使いすぎているケースもNGですね。
そもそもメルマガは特定の人に出す手紙(ラブレター)なので、全力を込めて相手に伝わる文章を書かなくてはいけません。そういった意識が低すぎると、このような問題が起こるのではないでしょうか。
もちろん僕も、あまり人のことは言えませんが、最低限読みやすい文章を意識して書くように気をつけています。
読みやすい文章にするためには、文章に疑問や矛盾点を無くしていくことが必要ですよね。読者が常に「うんうん」と頷けるようなメールを作るべきですし、不信感を持たせるべきではありません。
また、あまりにも真面目すぎるメールも嫌われる傾向にあると思います(ここはキャラ次第な面も)。
一通のメルマガを読む時間はたかだか5分程度かもしれません。しかし、読者の貴重な時間を奪っていることを忘れないで下さい。何の面白みもない文章を5分続けてよむことは、全く知らないお橋を聞かされ続けるようなものです。
NOT READを解決するためには、以上を意識してメルマガを再度見なおすといいかもしれません。知人や友人に感想を求めるのもいいですね。
その時、批判的な意見が出ても真摯に受け止めてください。
あなたが書いたメルマガに対する生の意見は、非常にありがたいものですし、客観的な感想を得られるメリットは非常に大きいですからね。かく言う僕は…メルマガを読ませた友達と喧嘩になりましたが(笑)
あなたがNOT READの壁を超えれば販売までスムーズにいけるでしょう。「読んでもらえる = 買ってもらえる」は同じことですからね。
信じてもらえない?NOT BELIEVEの現実
三つ目は、読んでもらえるけど信じてもらえないNOT BELIEVEについてです。
NOT BELIEVEは、あなたが読者から信頼されていないことが原因です。大げさに例をあげるとこんな感じでしょうか。
- 僅か1時間で誰でも100万円が稼げるノウハウを提供します!
- たった1週間で知識0から絶対に100万円稼げる方法なんです!
ここまで露骨なオファーはそうそうないと思いますが、こんなコピーを見せられても「ふーん」で終わりですよね。
再現性がなさすぎますし何より胡散臭い(笑)
たとえ実績があったとしても、煽り過ぎは嫌われるということです。あなたのメルマガを読む人は「私にもできるかな…」という思いを持つ人が多数いるはず(初心者)。
そんな人たちに常識とかけ離れすぎた話題を出しても絶対に理解されません。だからこそ、あなたにしかない魅力を提供するべきではないでしょうか。
NOT BELIEVEを解消するには?
NOT BELIEVEを解消するには信頼が大切です。そのためにすべきことは、現実的な話をベースにする(頑張れば手が届きそう)。その状態で自分はもうワンランク上の状態にいることを伝えていけばOKです。
イメージは「先生と生徒」ですね。
つまり、読者から尊敬される存在になることがNOT BELIEVEを解消するポイントです。そのために、機能面を充実させたコンテンツを提供したり、実績を公開することも有効になるでしょう。
やってみて!NOT ACTの届かない思い
最後はNOT ACTです。
ここまでくれば販売まであと僅かです。ただ、実際に行動してもらうことは想像異常に難しいことです。なぜなら面倒くさいからですよね。
人は何かをはじめるときに大きなエネルギーを使います。
僕の経験で言うと転職ですね。
職場を変えることは想像以上にストレスを感じるもので、慣れるまでには相応の時間がかかります。
ネットビジネスで言えば失敗した時のリスクをイメージしてしまうことがあげられるでしょう。そのため、行動には決断力と勇気が伴ってきます。
では、あなたが読者を動かすにはどうすればいいのでしょうか?
NOT ACTを解消するには?
読者に行動を促す方法はたった一つ。
コピーライティング力を使って行動してもらうことです。もちろん、何らかの対価(行動によるプレゼント)を渡すのも一つの作戦です。
行動によって、成功体験を覚えさせたり、読者の不安を取り除くことができますよね。そこで、あなたのコピーライティング力をもってこの壁を乗り越えていきましょう。
購入というステップに移動するためには、コピーで人を動かすということですね。
全ての基本はコピーライティング力
コピーライティングの敵とも言える4つのNOTを紹介しましたが、基本的にはあなたのコピー力を高めれば解決できることが多いことがお分かりいただけたと思います。
あなたがネットビジネスで稼いでいくにはコピー力を高めて、ブランディングを構築する必要があります。「早く〇〇さんからメール来ないかな?」という風に、LINEを待つような女の子の気持ちにさせることが大切です。
つまり、LINEを待つばかりで、スマホを握りしめていてはダメということです…(笑)
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