あなたが書いた記事が「なぜか検索エンジンに登録されない…」なんてことありませんか?
これはインデックスが関係していることが多いです。インデックスというのは検索エンジン上にあなたの記事を記録する役割をもっているので、当然インデックスされなければ、あなたが書いた記事は陽の目を見ること無く…
とここからはご想像にお任せします(笑)
そこで、インデックスの意味や仕組みを理解しておくといいですね。それでは、理解度を深めるためにクローラーと検索エンジンについても合わせて説明しますので一緒に考えていきましょう。
まずは検索エンジンとクローラーの仕組みを覚えよう
インデックスを理解するにはクローラーを理解することから始めましょう。
インターネット上におけるクローラーとは、あなたが作成したウェブサイト(記事)の情報を少しずつ集めてくるロボットのことで、一言でいえば検索エンジンがデータベースを作るために情報を集めるロボットになります。
検索エンジンは蓄積されたデータベースから瞬時に情報を引き出し、検索ユーザーが入力した内容をもとに一致度が高いと思われるページを検索上位に表示します。
そのためには、ウェブ上に広がったページのデータを集める必要がありますよね。そこで活躍するのがクローラーなんです。クローラーがウェブ上にあるデータを集めることでデータベースがどんどん更新されていきます。
もちろんクローラーが読み取る情報量はサイトによって異なり、数多くのアクセスを集めていて更新頻度の高いサイトほどクローラーが多くの情報を取得します(一度に大量の情報をクロールする)。
つまり、ドメインパワーの弱いサイトは一回のクロールで全ての情報を取得することができません。つまり、何度もクロールが完了しない限り、記事を更新しても検索エンジンに登録されないわけです。
インデックスとは何?
ではクローラーが全ての情報を集めたとします。すると検索エンジンは、集めた情報をデータベースに記録していくわけですね。しかし、単純にデータを記録しているわけではありません。
検索エンジンは情報をインデックス記録して管理しています(付箋のイメージ)。
大量のページ数があるノートに付箋が貼ってあれば、どこに、どの情報が載っているか簡単に把握できますよね。これと同じ仕組を検索エンジンが実行しています。
すると、インデックスに登録されたページは情報がひとまとまりで整理され、様々な情報を丁寧に記録したデータが構築されます。つまり検索エンジンはインデックスを調べて、あなたに検索結果を返しているわけですね。
ということは、インデックスに記録されていないページは検索結果に表示されない検索対象外のページになってしまいます。
インデックスを速くするには?
ではインデックスを速めるにはどうすればいいでしょうか?
言葉でいうと記事を公開してすぐにクローラーに来てもらうことで、具体的にはプラグインやツールを使ってクローラーに記事の更新を伝えることです。
サイトが育ってくればクローラーは更新をすぐにキャッチしますが、作りたてのドメインやアクセスが集まっていないサイトであればクローラーが訪れるタイミングは非常に遅いので、そこを改善しなければいけません。
インデックスを速める対策は様々ですが、一番効果が高いのはGoogleサーチコンソールを利用した「Fetch as Google」機能だと思います。
公開したばかりのサイトでも、すぐにインデックスされますからね(全てではない)。
さらに更新頻度を高めることが重要です。それも一度に大量に更新ではなく、一定の感覚で淡々と更新するほうがいいですね。勉強や仕事と同じように、コツコツと作業した人に恩恵がありますので、どんどんサイトを更新して強くしていきましょう。
そうすれば、クローラーが一瞬で訪れる快感を味わうことができますよ(笑)
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