内部SEO対策で重要になるのは適正な内部リンクの使用(アンカーテキスト)やページの質を高くすることです。h1タグやtitleタグなど、様々なリンク構造についての内部SEO対策も重要ですが、専門家でなければ足を踏み入れることはできません。
WordPressでサイトを作る場合はプラグインの「All in One SEO Pack」で設定した内容に任せて、記事の作成者でもできる内部SEO対策を行っていきましょう。
▶外部SEO対策はソーシャルメディアがカギになる
誰でもできる内部SEO対策
外部SEOを極めるよりも内部SEOを充実させるほうが、検索エンジンでの評価が上昇しやすいと言われています。その理由は内部SEO対策がユーザビリティに直接影響してくることが要因でしょう。
内部SEO対策には様々な施策がありますが、以下の3つは必ず意識するようにしてください。
- 情報量(文章量)
- アンカーテキスト
- キーワードの出現率
情報量(文章量)
あなたが検索エンジンにキーワードを入力して表示されたサイトで、100文字しか書かれていないページと、1,000文字書かれているページだったらどちらを評価しますか?
当然1,000文字書かれているページを評価しますよね。
コンテンツの質は文字数ではなく情報量ですが、少なすぎる文字数で検索ユーザーを満足させる記事を書くことは不可能に近いです。
これでは事実部分を書くだけで終わってしまいます。
しかし、良いコンテンツというのは事実と意見が入り混じったもので、事実をベースに考察をしたり、考察から仮設を考えて発信しなければ、全く面白みがありません。
そう考えると、文字数は多いほど情報量が高いと思います。僕が考える最低限のラインは1,200文字ぐらいで、それぐらいの文字数がなければ情報を伝えることは難しいと感じますね。
アンカーテキスト
アンカーテキストについては、必ず検索してほしいキーワードをリンクテキストに含めるようにしてください。
例えば、他の記事に内部リンクを貼る場合によくありがちなのが「~はコチラ」というケースです。これでは何の記事を説明しているのか分かりませんし、何よりキーワードが入っていません。
面倒に感じる場合は記事タイトルをそのまま使えばいいですが、単純に省略することはNGです。
内部リンクを使って回遊率を高めることは非常に重要ですので、妥協せずに検索してほしいキーワードを使って、魅力的なアンカーテキストを使うようにしてください。
キーワードの出現率
同一キーワードの出現率にも注意が必要です。
SEO対策として同一キーワードを使いすぎてしまうと悪影響を及ぼします。特に定められた指標はありませんが5%を超えてくると問題ですね。
タイトルに含まれているキーワードを文章内で繰り返し使うことは有効な内部SEOですが、使い過ぎるとスパム扱いをされてしまうので、自然な範囲でおさめるようにしましょう。
キーワード選定も大切
記事タイトルを作成する時は、狙っているキーワードを含んで記事タイトルを作成しますよね。その時、狙ったキーワードを使っている回数が全文章の4〜5%程度のページが上位表示されやすいようです。
狙っているキーワードを設定しても、本文中で使わなければGoogleの検索アルゴリズムが理解できないということでしょう。逆に使いすぎは良くないとされているので、注意してください。
狙ったキーワードで記事ページに呼び込むことはサイトアフィリエイトをするなら必須のテクニックですよね。特にサイトがあっても集客できなければ内部SEO対策の意味が全くありませんからね。
そのうえで内部SEO対策を充実させていきましょう。
ユーザビリティを高めるには?
ユーザビリティが高いウェブサイト(ページ)に共通しているのは直帰率が低く内部リンク(アンカーテキスト)が適正に配置されています。
これは当然で、検索ユーザーが訪れた記事ページに関連する記事があれば「その記事も見たい!」と思うのが普通です。ただし、現在訪れているページのボリュームがあり、見やすく整理されている場合です。
そうすると、検索ユーザーの好奇心が高まり、一人で複数のページを参照してくれることになります(平均PV数)。このようにサイト内部を回遊してもらい、内部SEOを強化することが、ユーザビリティの高さに繋がってきます。
内容が分かりやすいように各種メディア(画像・動画)を使うことも大切です。
動画が再生されれば滞在時間が長くなり、あなたのウェブサイトにそれだけ長い時間滞在したということ。つまり、あなたのサイトは「居心地が良い」と言われたようなものですね。
Googleはそういった観点からもウェブサイトを評価していますので、あなたが意識すべきことは、検索ユーザーが喜ぶようなウェブサイトを作って育てることです。
そのために何をすればいいのか常に考えながら記事を更新していきましょう!
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