SEO…SEO…インターネットビジネスをしている人であれば一度は聞いたことがある呪文のような言葉ですね。
「SEOについて完璧だよ!」という素晴らしいスキルをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが「言葉だけで意味はちょっと…」なんていう方のためにSEOとはいったい何なのか?よく言われているSEO対策って何をすればいいのか?
こんな疑問にお答えしていきます。
SEOって何?
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語に訳すと検索エンジン最適化という意味になります。
もう少し詳しく説明すると、あなたが作ったウェブサイトがインターネット検索をとおして、検索ユーザーへの露出を多くするために行う施策です。
つまり、検索結果により多く表示させるためにやらなくてはならない対策なんですね。SEO対策ができていなければウェブサイトからの集客効果が見込めず、多額な広告費を払って見込み客を獲得しなければいけません。
しかし、SEO対策をしっかりと行うことで多くの見込み客があなたのウェブサイトを訪れることになり、結果的に様々なビジネス(ネットビジネス)へ展開することができます。
それでは、どのようなSEO対策をすればいいのか、具体的に説明していきますね。
あなたがすべきSEO対策
SEO対策には以下のように2つの方法があります。
- ホワイトハットSEO
- ブラックハットSEO
あなたがすべき方法はホワイトハットSEOです。
これはSEO対策の王道で、Googleが高い評価をするSEO対策だと思ってください。逆にブラックハットSEOは時代の流れとともに流行った手法で、テクニック(小手先)だけのペラペラなノウハウです。
それでは両者をもう少し詳しく開設していきます。
ホワイトハットSEO
ホワイトハットSEOを一言でいうと検索ユーザーに対して高い価値を提供することです。ここで言う高い価値とは質の高い有益なコンテンツを作り、ユーザビリティを最大限に高めていくことなんです。
たとえば、あなたが「SEO 対策」と検索エンジンに入力したとします。検索結果の一番上に出てきたページを開いた時にSEO対策についての記述が全くないページであれば、すぐページを閉じますよね?
これでは検索ユーザーに価値を与えることはできません。
しかし、SEO対策についてしっかりしたコンテンツが提供され、SEOに付随する内容も充実していれば、検索ユーザーの満足度は120%になります。
これこそSEO対策の王道です。
検索ユーザーが入力したキーワード(今回であれば「SEO 対策」の2語)を最大限に分析して、コンテンツに落としこんだページを作り続けていくことが最高のSEOになります。
もちろんどんなに素晴らしい記事を書いても検索エンジン上に露出が少なければユーザーは訪れてくれません。それは、基本的に検索結果の上位から記事を閲覧するからです。
そこで、ブラックハットSEOが流行したということ。感のいいあなたはお気づきかもしれませんが、検索結果で上位表示されるためだけに特化した対策です。
それでは、どんな対策(テクニック)が使われていたのか見ていきましょう。
なぜブラックハットSEOが流行したのか?
検索順位を上げるには被リンク(他のページからリンクを張ってもらう作業)によるSEOが重要になるため、ブラックハットSEOでは以下のような対策を行なっていました。
- 不自然な被リンク(有料)・・・自作自演で大量のサイトを作り大量の被リンクを送る
- 隠しテキストや隠しリンク・・・検索ユーザーに気づかれない範囲で被リンクを送る
- 自動生成される文章・・・・・・特定のキーワードを含めた文章を自動で作りリンクを送る
まとめると、上位表示したいウェブサイトに対して大量の被リンクを送るためだけにしていた施策ということです。つまり大量の被リンクを受けたウェブサイトしか上位表示されない仕組みになっていました。
以前はこのような悪質極まりないSEO対策を行う業者も数多く存在していたんですが、現在はほとんど存在しています。理由は検索エンジンのアルゴリズムが進化したことに要因があります。
検索エンジンの役割
検索エンジンから入力されたキーワードは検索アルゴリズムによって、キーワードに合致していると判断されたウェブサイトを上位表示しています。
しかし、検索アルゴリズムは完璧ではありません。
理由は検索ユーザーの意図を完璧に読み取ることができないからです。もし、人の心を完全に理解できるアルゴリズムが存在すれば、検索順位の概念は必要ないかもしれません。
常に検索ユーザーにとってベストな回答を提供することができますからね。
ただ、現状は検索ユーザーが求めているページをアルゴリズムによって順位付けし、選択してもらう方式になっているんです。もちろん検索アルゴリズムをより良いものにするためGoogleは日々企業努力を続けています。
だからこそ、ウェブサイトを作る側は、検索キーワードの意図をくみとってコンテンツを作成する必要があります。
そこで以下のキーワードごとに検索ユーザーの意図(ニーズ)を考えていきましょう。
- 1語キーワード・・・「SEOとは」
そもそもSEOを知らない ⇒ SEOの概略や基本的内容を説明 - 2語キーワード・・・「SEO 対策」
SEOを知っているが具体的な対策がわからない ⇒ 対策を提示 - 3語キーワード・・・「SEO 対策 効果」
既にSEO対策をしている。もしくはこれからする予定 ⇒ おすすめのSEO対策や効果を提示(体験談や具体例があるとさらに良い)
このように、検索キーワードが複数になればなるほど具体的なニーズが判明してきます。つまり単一キーワードで上表示されるような場合、様々なニーズを持つ検索ユーザーを満足させるコンテンツが必要になる。ということですよね。
SEOは王道を行こう!
近年、ブラックハットをもとにしたSEO対策をしているウェブサイトはGoogleによってペナルティを受ける確立が非常に多くなっています。それは、検索ユーザーの意図にそぐわない質の低いコンテンツをテクニックだけで上位表示させていたからです。
検索アルゴリズムの性能は日々向上しているため、最終的にはブラックハットSEOをしているウェブサイトは撲滅する運命にあります。
つまり、僕たちは良質なコンテンツを作ることだけに注力すればいいでしょう。あなたが素晴らしいコンテンツを作成することによって自然に質の高い被リンクが得られ、結果的に上位表示されればいいわけです。
難しいかもしれませんが、上位表示のためだけではなくユーザー目線でコンテンツを提供してくことが重要です。
▶インデックス速度とクローラーの仕組みを理解しよう
コメント