コピーライティングはQUESTの法則で型を覚えることから始めよう

コピーライティングにおけるQUESTの法則(QUESTフォーミュラ)は成約率の高いセールスレターや、メールマガジン作成時に役立つ法則です。物事を理解するときは型から入ると効率よく理解できますので、QUESTの型を習得して美しい文章構成を学びましょう。

目次

QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)とは?

QUESTの法則は以下のとおりで、読者心理を理解しながら美しいコピーを書くことができる型のことです。

  • Qualify(資格)
  • Understand(共感)
  • Educate(教育)
  • Stimilate(刺激)
  • Transition(行動)

これら5つの単語の頭文字をとった言葉がQUESTの法則です。この法則を意識してコピーを書くことで、読者の心理的不安要素を解消することができます。

コピーライティングにの敵は4つのNOTでもご紹介しましたが、あなたが書いたコピーに対して「読む」「信じる」「行動する」という壁を超えてもらいやすくなります。

ぜひQUESTの法則をマスターして読者が惹かれる手紙を書いていきましょう。

Qualify・・・資格がある

この商品ならあなたの悩みを解決できます(資格がある)という問題解決能力をアピールします。セールスレターのヘッド部分(最初に書かれている大きなコピー)に強調して書かれているものです。

そもそも60%ぐらいの人は最初の数行しか読みません。それはセールスレターもメールマガジンを同じで、読者の心を揺さぶることができなければ、その次点でページがクローズされてしまいます。

そこで、読者に突き刺さる最大のベネフィットを一番最初の数行に入れることが必要になります。つまりヘッド部分には、あなたが持つ問題解決能力を最大限に提示することが必要です。

  • 最高の化粧品を届けます
  • 肌に1滴垂らすだけで赤ちゃんのようなぷるぷるのうるおい肌が蘇る!

上の例では抽象的すぎて全くイメージが伝わりません。

どんな化粧品?クリーム?化粧水?どんな効果?

こんな風に沢山の疑問が湧き出てきます。しかし、下の例であれば具体的なイメージを掴むことができ、同じ悩みを持つターゲットに対して効果的にアピールすることができますよね。

Understand・・・共感して信頼を結ぶ

あなたが悩みを解決できる資格を持つ人だと理解してもらえれば、次は共感することを意識してください。

具体的には「その悩み…私も(僕も)わかります!」と、同じ気持を持っていることをアピールしましょう。これで読者との間に信頼関係を結ぶことができます。

専門用語や情報を羅列して気を引こうとするのではなく、読者に伝えたい思いを体験談や物語形式のエピソードで伝えると、最高に効果が高まります。

例えば「以前は肌がザラザラでガサガサだったんです。〇〇メーカーの化粧品を試してみましたがやっぱりだめで…」

こうすることによって「同じ悩みを持っていた人なんだ!」と思われるわけです。

Educate・・・機能的価値を提供して悩みを解消する

次に、あなたが紹介する商品の機能的な魅力を伝えて具体的に悩みを解決する方法を提供します。

  • 商品の概要
  • 裏付けできるデータ
  • 既に利用している人の声
  • 推薦
  • 権威を持つ人からの推薦

このように、様々な角度から魅力を伝えていきます。

例えば「この商品は〇〇から1%しか取れない成分を使っていて利用者も非常に多いです。レビューも多いですし、有名な芸能人も愛用しているんですよ。」

商品が持つ魅力をたっぷりと伝えることで、役に立つものだと思ってもらいましょう。

Stimilate・・・感情を刺激して欲しくさせる

そして購入までのステップで大事になる読者の感情を揺さぶります。

ここではコピーライティングによって、商品のベネフィットをふんだんに押して行きましょう。ベネフィットとは直訳すると「利益」の意味ですが、将来的に素晴らしくことが待っている。
ベネフィットって何?FABの公式を学ぼう

このようにバラ色の未来を提示してあげることが、Stimilateに繋がってきます。

  • 限定感
  • 希少価値
  • 特典(付加価値)

購買意欲を高めるためのポイントは、押し売りではなく、欲しくさせることにあります。そこで、様々な要素を高め、欲しくてたまらない状態に感情をコントロールしていきます。

例えば「実はこの化粧水は5個しかご用意することができません。しかも今回に限りセットでクリームもお付けしますので。残念ですが明日になれば売り切れてしまうでしょう、次回の入荷も未定になっております」

購買意欲を最大限に高めることで「今買わなきゃ!!」と感情を刺激することができますよね。

Transition・・・行動を促して成約へ

最後は行動させる(購入)だけです。

購入はこちからどうぞ…のように購入リンクを設置して、すぐに購入リンクだと分かってもらえるように工夫しましょう。っここまでくれば既に購入の意志は固まっているはずですが、最後のひと押しをするのもいいですね。

例えば「好きなあの人から”さわりたくなる肌になったね”と言われたい方は、こちらから商品をご購入ください」

これで無事にあなたのオファーは成功するはずです。

QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)は絶対に理解しよう

QUESTの法則を応用すれば、どんなジャンルの商品(コンサルのようなサービス)でも同じような型(テンプレート)で成約率を高めるセールスレターや、読者が惹かれるメールマガジンを書くことができます。

一度出来上がった文章がQUESTの法則を無視していないか確認すると、美しい文章ができあがるでしょう。

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